服を着たゾウに花束を

勉強の記録とか。

セルフお悩み相談コーナー① ~年齢と能力編~

大して成長していないのに周囲に指摘されなくなっていくのがつらい。

子供のころは周囲がああしろ,こうしろとうるさかった。失敗したらこってり絞られた。今思えば期待の裏返しであったと思う。

今はというと,失敗してもどうにも甘い。「まあしょうがないよね」「頑張ったんだからいいじゃん」とか。

おそらく自分が年齢を重ねた以外にも社会のが変化していったことによる理由があって,大きく分けると二つほど理由があると思う。

 

・「成功」の多様化とともに「失敗」の定義が難しくなった

サービス業が大きく発展したことにより,20年前は存在しなかった仕事が次々生み出されている。「そんなの上手くいかない」と断言できる根拠が減っている。

 

・広く浅く繋がるのが容易な時代になり,特定の他人への興味が薄れた

たとえ今の人間関係が悪かろうと,別の場所への移動が楽な時代になった。SNSなどで自分と同じような趣味を持つ人を見つけるのも楽になった。

 

総じてみると選択肢が増えたことによって引き起こされている。選択肢は多いほうが良いというのは揺らがないが,選択肢が少なかった時代と比べると迷うことも増えるのだろうね。

 

さて,自分が成長してないのに指摘されない,見限られている気がする気持ちに対する解決法は,自分自身を評価してやることだろうか。

特に主観的な評価ではなく,数字として残るような相対的な結果を残していこう。成果物があるとなおよいね。

今すぐやりたいものがなくても,比較的得意なこと,やったあとに後悔しないこと,忌避間がないことで結果が残ることを探そう。

 

この年齢になったらもっといろんなことができるようになっていると思っていた。

驚くべきことに,昨日と今日は地続きである。

ある朝目が覚めたら異能力に目覚めることもなく,空から女の子が降ってくることもない。

だから君が今,思っていたほどできないのは,過去の君がそれらのことに注力してこなかったからである。

これは責めるわけではなく,ただ事実を述べているだけである。

 

君は未来の自分の姿の想像をして期待報酬だけ受け取り,しっかりとした計画や,絶え間ない努力についてはおろそかにしていたのではないか?

今から言えることは一つ。「1番を目指せ」。ナンバーワンはすなわちオンリーワンだ。2位以下に価値はない。

このままだと言葉がきつすぎるので誤解なきように補足すると,特定の一分野のみを指しているわけではない。○○だけでは1番になれなくても,××との合計なら誰にも負けないとか。自分自身の上位互換と勝負したら,当然上位互換が選ばれる。だから,差別化を図って自分自身を売り込め。合わせ技を駆使して,自分が一番になれる分野の掛け合わせを探せ。ライバルがいない分野を探すのもいいだろう。

「あれもこれも」はできなかったかもしれないが,「この分野ならできる」というものに時間をかけよう。

 

togetter.com

 

今から何かを始めるにしても,年を取りすぎている。

君は今が一番若い。今始めれば,10年後の君は経験年数10年だ。10年前に何かを始めた君に感謝するよ。

最年少記録みたいなRTAには間に合わないかもしれないけど,歴史に名を残すくらいであれば全然可能性はあるよ。

 

 

 

 

どうにも書いていると「出典」「根拠」「参考文献」が欲しくなるな。